NO3は、子どもの忘れ物は子どもの責任
子どもの宿題や、学校に持って行く持ち物を家に忘れていたらどうしていますか?
私は子どもが小学生だった頃、忘れ物を持って行っているというママの話を聞いて、私もそうしてあげた方がいいのかな?それも優しさなのかなと思い、何度か下駄箱に入れて置いた事もあります。
でも、これでは子どものためにならないと思い持って行くのをやめました。
それ以来、何か忘れ物をしても工夫するようになりました。
先生に正直に言う、友だちに借りる。などしていたようです。
そんな子ども達の印象深かったエピソードがあります。
娘が忘れ物をした時は、兄のいるクラスに行き直接兄に言うと、断られると判断したようで、こっそり兄のクラスの友達にお願いして兄の机から借りた事があった。
息子は、お箸は自分で洗うようにお願いしていたのですが、洗い忘れたり、持って行くのを忘れた経験から、ランドセルに大量の割りばしが入っているのを見つけた事もあります(笑)
また、体操服を前の日に出し忘れ、それを知らなかった私は、朝洗って干そうとした所、濡れたままの体操服を持って行った事もありました。
帰ってから濡れた体操服を着たのか聞いてみると、窓際の席だから、手すりに干していたら体育の時間には乾いてラッキーだった!と笑いながら教えてくれたことがあります。
これらの沢山の忘れ物の経験から、何とかやりくりしたり、忘れた物をした苦い経験が、次は持って行こう!と思ったり、こうしたら良いかもと、アイデアになったり、忘れない意識が持てるようになる事が分かりました。
だから、子どもが忘れ物をして可哀そうだと思う事も、私がちゃんと見ていなかったからだ、、と子どもに謝る事も、出来なかった自分を責めたりする必要もありません。
子どもの持ち物は子どもの責任。これも教育の一つです。
小学校に通い始めの頃は、子どもは未経験で何も分からないので、初めはママが一緒に確認してあげる事も大切です。
慣れてきたら、子どもに任せて見守っていく。それが子どもの責任感を育てていきます。
忘れ物の経験を通して自分でどうすれば良いか考えてみる。この経験が今大人になった我が子を見ていると日常であらゆる場面で役立っているのが分かります。
次回は、我が子に教えて役立ったNO.2をご紹介したいと思います。
持ち物を用意する経験はいつから出来る?
自分の持ち物を用意する経験は、3歳くらいから出来る様になります。
出来た!という達成感が大切なので、1~2個位がおススメです。
以前幼稚園教諭をしていた頃、子どもが毎日持ってくるタオルやコップを忘れてくる事がありました。
当時3歳のクラス担任でしたが、「先生タオル忘れちゃった、、、」と何とも悲しそうな顔をして教えてくれるお子さんもいました。
ママからすると、私が確認しなかったから、すみません、、と申し訳なさそうに仰るママもいらっしゃいましたが、実は子どもにとったら成長のチャンスです!
忘れた事を正直に伝える経験、そして職員室にタオルを貸してください、と伝えに行く経験が出来るからです。
忘れた子どもがいると、張り切って付き添ってくれる子どもや、ドキドキして言えない子どもに一緒に言ってあげたりと、子ども同士ならではの経験も待っています。
そして、忘れてドキドキしてついてきてもらっていたお子さんが、いつしか1人で行ける、1人で言えるように自信がつき、今度はついていってあげる立場になっていたりと、子ども同士で協力している姿も微笑ましかったです。
忘れ物をすると嫌がるお子さんは、、、
子どもが忘れ物をしたら、ママのせいにして怒り出す。
怒られるのが嫌だからと、幼稚園や、学校に行くのを嫌がる、、
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