子どもが自立する仕組みを創るとママが楽になる
この度、仮住まいの整理収納作業のご依頼をいただき、GWに2日間整理収納作業に行ってきました。
ご依頼主様は、12月にご新築されるにあたり、4月に仮住まいにお引越しされました。ご新居が完成されるまでの8か月間快適に住まえるようにとのご依頼でした。
目指すは、
- 12月までの仮住まいも快適に、家事も育児も楽しめる家に♪
- 子どもが自主的に生活でき自信がつく部屋、ママの時間も楽しめる部屋に♪
ご依頼主様は上は小学校1年生、5歳、1歳の3人のお子様がいらっしゃる子育て真っ最中のママです。
12月にご新築された際の整理収納もご依頼いただいており、仮住まいの家は、極力あるものを使い最低限の物しか購入しないようにしました。
1日目は1階の作業をさせていただきました
全て掲載許可いただいております
洗面所
子育て中でもすぐに出し入れできるように物の住所を決めました。
リビング
お引越しして間もないですが、子ども達の遊ぶスペースがきちんと確保されてあり子ども達の事を一番に考えられているリビングになっていました
ダンボールの中を全て出し、適材適所に収納し、子ども達が一目で分かるような遊び部屋兼リビングにしました。
12月のご新居まで使わないおもちゃは2階のクローゼットに収納しました
子どもは遊ぶのが仕事です♪
子どもが存分に遊ぶ為には、片付けばかりに意識を向けるのではなく、遊んでいる時は散らかるのは仕方ありません。
思い存分遊んだ後は、子ども達だけで片づけられる量、場所に環境作りをしておけば大丈夫です♪
片づける場所をしっかり作ることで片づけた後の気持ちよさも味わえるだけでなく、ママに出来た事を認められる事で自己肯定感も高まりますよ。
カラーボックスの籐カゴの中は、カバン類を収納
お昼寝用セット
就寝時以外は1階で過ごすため、子どもに関わる物をママが取りに行く負担を省けるように全て1階にしました。
ダイニングにあるダンボールも全て出して仕分けてキッチンへ。
ダンボールがなくなり部屋も広々~
奥の収納棚は・・・
棚の前は小学校1年生になりたてのお子様が弟に邪魔されずママといられる貴重な居場所
お世話は小さい弟さんの方がかかりますが、小学校という初めての環境の中でやっていくには、ママの愛情の充電(言葉かけやスキンシップ)が必要です。
ママの横で安心して宿題や学校の話が出来るようにランドセルや、学用品、教科書など全て棚に移動しました
右下の棚は12月に建つご新居に関する物を収納し、ママもダイニングテーブルにいながら考えられるようにしました。
リビングとキッチンの間にある収納は、引っ越し業者の方がそのまま入れた状態でした。
寝る以外は1階で生活するため、ママの動線を考え、子ども達の衣類や、オムツなどのストック類、薬、工具、細かな文具類を収納しました。
小学生と幼稚園のお子様が自分で洋服を選びやすいように、子どもの背の高さに合わせて衣装ケースを設置しました。
衣類だけでなく子どもが自分で選ぶ経験はとても大切です。
自分で選ぶ経験は、将来において自己決定力が身に付き、自分で決めた事に責任を持てる経験ができますよ。
自己決定力はすぐに身につくものではありません。
自分で考える力をつけるには自分で「選択する」経験が大切です
ボトムスを選んだ際、靴下も選びやすいように同じ引き出しにセットしました。
衣類の仕分けがしやすい仕切りボックスはお値段以上ニトリです♪
環境が人を育てるため、子どもが一人でできる環境はとても大切です。
「小さいからかわいそう」「私がしてあげないと」と子どもの経験を奪うのではなく、子どもが選ぶ経験をまずはご家庭から取り入れてみてくださいね!
後日お子様が自分で選んでいる写真を送ってくださいました♪
「どれにしようかな~♪」
キッチン
キッチンはコックピットのようにすぐに取り出せる場所にすることが時短につながります
ご新築されてからキッチンに合う収納グッズを購入するため、今ある物で工夫して収納していきました
ホットプレートは、タコ焼き用千枚通しも一緒に収納しグルーピング
2日目のレポはまた後日に~
お引越しは一番物が減ると言われています。
動線をよくしたい、どこに収納すればよいか分からないなど、家の中のイライラを減らしたい、子どもが自立できる家にしたいなどございましたら、ヒアリングさせていただきますのでこちらよりお問合せください。