デンマークからペタゴーによる子ども向けワークショップ✼レポート

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ペタゴーによる子ども向けワークショップ開催しました

1月14日㊏に、デンマークからペタゴー(先生)がやってくる。

Educational  visits  denmark共同企画 子ども向けワークショップを開催しました。

雨天だったため、室内のみで開催しました。

大人子ども合わせて、約30名の方がご参加下さいました。

初めての場所での、知らない子ども達同士で、やや緊張した子ども達でした。

参加した子ども、見て参加していた子どもなど様々でした。

知らない大人が沢山見ている中で、英語を聞きながら、通訳を聞いてゲームに参加する機会はなかなかないので、子ども達も緊張したと思いますが、Madsがゲームなどを通して緊張がほぐれるようにスタートしました。

初めは、沈黙のシークエンスというゲームを行い、その後パスタとマシュマロを使った「ある物」を創るワークショップを行いました。

Madsはこの日に向けて、様々な子ども達の様子を想定しながら、綿密に準備しておられました。

ただ自由と思われがちなデンマークの教育。

子どもの選択の自由の裏側には、先生や、ペタゴーは毎日様々な準備をして子どもの社会性や、心を育てるアプローチを想定したり、最善な関わりや学びを考えているという事が今回一緒にお仕事をする中でよく分かりました。

初対面同士の子ども達だった事から、緊張している子ども、どうすれば良いか状況を見ている子ども、話かけながら進めている子どもなど、様々な姿が見られました。

子ども達の様子を見ながら、Madsが様々なアプローチをしていました。

大人がイメージしたものを先導してさせて作らせるのではなく、子ども達がそれぞれで自分で考えた事を行動していくワークショップ。

正解や答えを求めるものではなく、自分はどう感じたかなどを大切にしたワークショップを体験していただきました。

その後、子ども達は本などを読んで待機してもらい、後半は大人向けに質疑応答などを行いました。

子どもが体験する事を通して、子どもと関わる大人にとっての気づきになればというのがワークショップ開催の目的でした。

沢山の方がご質問下さり、後半の大人の部もあっという間の時間でした。

1時間半で、デンマークの教育を全て理解するのは不可能ですが、日本にいながらデンマークの教育を少し体感いただけたのではないでしょうか?

子ども達が主体で、自分で考えたり、アイデアを出したり、大人とフラットな関係性など、創造性、思考力を育てる教育を少しでも感じていただけましたら幸いです。

今回開催にあたり、また今後の展望なども見えてきましたので、また開催できる時があればご案内させて頂きたく思います。

アンケートの一部をご紹介させて頂きます。

参加理由

  • 娘をワークショップに参加させたかったから
  • デンマークの教育の話を直接聞ける機会だと思ったから
  • Madsとあゆみさんに会えるから
  • 私も子どもや若者に向けた場や環境を提供する活動をしているのでデンマーク流の考え方、やり方に興味があったので
  • 早苗ちゃんと、お会いしたかったあゆみさん&Madsさんの講座だから
  • デンマークの教育に関心があった事と、自宅から近い場所だったので、今回叶いました!
  • 増田先生がブログや講座で紹介して下さるデンマークのお話が、毎回とても興味深い内容だったから
  • どんな言葉かけをして、どのように子ども達と接するのか見たかったから
  • その場の大人のあり方

参加にあたり、何か感じたり、アイデアが出てきた離、こんな事してみたいなどがあれば教えて下さい

  • デンマークの子ども達はああいった場で、どんどん意見が出てくるという事に驚きました
  • どんな意見も安心して素直に言える環境が日本には少ないのだろうなと思いました。
  • 学校に対して諦めムードで、日本の大人はポジティブなら良しとしがりですが、ネガティブな感情や意見もきちんと受け止め、どちらの感情に対しても「何故そう思うのか」を丁寧に考えていきたい
  • ステキな時間を過ごせました
  • 今ある日本の教育を受ける中で、出来る事、気を付ける事など、北欧で暮らす方々の意見も聞き、私も親として考えていきたいと思った
  • 今度はあのマシュマロを最後にみんなで焚火をして焼いて食べてみたい💕(子ども)
  • 発達支援の現場をよく思い出しました。異年齢であったり、色々な特性がある中で、私も実践していたこともあり、やはりどんな子ども、人にとっても「私は受け入れられている」を実感するのは、大切だと改めて感じました。
  • 物を遣わずに自分で表現したり、伝えるゲーム、相手を良くみる事などコミュニケーションをする上で、大事な事が沢山含まれていたので、幼児教育の現場でも積極的に取り入れていきたい。

ご感想

  • 文章では知っていたデンマークの教育について、直接お話が聞けて嬉しかったです。日本とデンマークの教育の違い、ペタゴーと学校の先生との違い、実際にどのように子ども達に接しているのか、など短い時間でしたが誠実に皆さんの質問に答えて下さりありがとうございました。
  • 子どもと一緒に参加できるこういった機会はないので、またぜひ現地でのお話が聞けたり、子どもがワークショップを実際に受けられる機会を作っていただけたら嬉しいです。
  • 今回息子は恥ずかしいと言って参加しませんでしたが、(予想通りで、あわよくば参加してくれたらいいな~と思っていました)マシュマロとパスタのワークショップではん、「俺ならこうやるな」と言っていたので、参加はしなくても観察はしていて面白いなと思いました。
  • 子どもの感想は、遊ぶ時間が短すぎた。そうで、難しいながらも楽しくてもっと色々やりたかったんだと思いました。
  • 1人1人の気持ちを大切に、個性を尊重する具体的なお話ヲ聴くだけで、心が広く優しい気持ちになれて、楽しさも伝わってきました。
  • 今後も悩んだ時は原点に戻ろうと思います。
  • 子ども達も居心地の良い空間にも癒された様子でした。
  • とても有意義な時間で、参加して良かった
  • 良いと思う基準は一つではない、という事をゲームを通して感じられるのはとても素敵で、一人一人「何かをもっている」事の絶対観も、これまで受けてきた教育や周りの大人からの言葉からはなかなか感じられなかった事が大人になった私にとってもとても響くものがありました。
  • 「特性を活かすデザイン」を創っていく難しさはありますが、同時にワクワクもしました。今の活動に通ずる所も沢山あったので、より意識しつつ、子ども達、大人たちと一緒に成長し合っていきたいと思いました。

など。

沢山のご感想を頂きありがとうございました。

初めての開催でしたが、沢山の方が興味を持って下さった事も、参加したいのに予定が入ってるから残念です、、、と連絡を下さった方もいらっしゃり、ありがたい限りでした。

ご参加頂きました皆様も、興味を持って下さった方も本当にありがとうございました。

またお会いできるのを楽しみにしています。

今回会場お借りするにあたり、沢山助けてくださいました宝塚市文化芸術センター様もありがとうござしました。

初めてのイベントで、色々とご不便もおかけした事もあるかもしれません。

当日温かく見守って下さりありがとうございました。

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