娘の高校卒業から思う事
3月は卒園、卒業式の季節ですね!
高校生だった娘も無事卒業し、夫婦で卒業式に参列しました。
コロナ渦という事で、教室には入れませんでしたがクラスの先生、友だちと楽しい時間を過ごしたようです。
学校に行ったのは子どもですが、親としても頑張ってきたよな~!と主人とお互いを労い合う事もできたのも嬉しかったです。
主人がいてこその子どもの卒業式に感謝です。
楽しいだけで頑張っていた中学時代の陸上とは違い、厳しい練習を毎日積み重ねた高校生活。
先輩もコーチも厳しくてしんどい時もあったようですが、自分たちが先輩になった時に初めて先輩の厳しかった意味が分かったそう。
後輩たちを育てていく立場になり、その時の厳しさは自分たちへの「愛」だったんだ。と分かった時感謝になったようです。
感謝は、しなさいと押し付けるものではなく、自分で気づいて感じるものであることを改めて子どもから気づかせてもらいました。
高校3年間引退もなく続けた陸上。よく最後までやり切ったな!と尊敬します。
スポーツは結果も大切かもしれませんが、プロセスの方がもっと大切。
大学生になっても陸上部のマネージャーとしてサポートする側で頑張るそうで春休みも練習に行っています。
そして、小さい時から兄妹喧嘩が激しかった2人。
小学生と中学生だった頃、イライラしてお互い麺つゆをかけあって、壁が麺つゆ色になりました。
キレイに拭いても、雨が続くと湿気で壁紙から麺つゆが浮き出ててくるので、我が家では「呪いの麺つゆ事件」と呼んでいました(笑)
実は麺つゆのシミ対策として、我が家はグレーの壁紙に張り替えています(笑)
兄妹喧嘩の絶えない毎日。いったいこんな不穏な毎日はいつまで続くんだ。。。とぞっとしていた事もありますが、沢山想いや気持ちをぶつけあってきたからこそ今があり、思春期を終え今では沢山の経験があったからこそ、お互いの違いを尊敬できるようになっているのを感じます。
それは自分にはない良さを妬んでいたのを、お互いの違いが尊敬に変わったように思います。
そして、いつも喧嘩が絶えなかった兄妹。
今では息子の彼女と3人で家で食事をしたり、4月から息子のバイト先で一緒に働く事が決まり、親として微笑ましく、嬉しく思います。
家庭は子どもが初めて経験する社会です。
我慢する事、喧嘩をしない事を教えるのが家庭教育ではありません。
我慢しないといけない事が溜まっていくと、ストレスになるからです。
ストレスは心身共に不調をきたします。
かと言って好き放題させるというのも違い、どちらも自分を大切にする事にはなりません。
お互い心を言葉にして伝えられるようになったからこそ、分かり合えるようになりました。
これは、大人ができるようになるから、我が子も出来る様になります。
今では麺つゆ事件も愛おしい出来事。
卒業式で流れた歌が好き!と毎日聴いている娘。
聴くたび私が泣きそうになる曲はこちら。
これまで、色々な事があったけど、全て大切な思い出です♡