子どもの得意を伸ばす

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子どもの「好き」を探す

幼稚園に勤務していた頃、よく相談された事。

「先生、うちの子みんなと同じようにちゃんできていますか??」です

親は我が子がかわいい反面、心配も出てきます。

『みんなと同じように』

『ちゃんと』を求めてしまいがち。

何をもって「みんなと同じ」「ちゃんと」できていると判断できるのでしょうか?

みんなと同じが安心なのは、お母さんだけだったりします。

子どもはそれぞれ生まれ持った才能があります。

子どもに「人と同じ」「ちゃんとさせる」を求めるのではなく子どもの才能を探す=「好き」を見つける事こそが親の役目です。

好きな事は夢中になれることです

夢中になって没頭できることが、才能だったりします。

お母さんの「ちゃんとさせたい」「みんなと同じが安心」の気持ちを手放して、お子様の『好き』を探す方にエネルギーを注いでくださいね。

息子から学んだこと

息子が幼稚園の頃、サッカーが好きな主人は息子にサッカーを習わせたくて、幼稚園の2年間サッカークラブに入会し週に一回習いに行っていました。

当時2歳の娘も連れてたっだので今思えば結構大変でした。

小学校になって、サッカーを習っていた頃の会報誌が出てきたので懐かしい~とばかりに息子に見せると「覚えていない」との事💦Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

「2年も通ったのに、妹も連れ大変だったのに💦」と内心思いましたが、息子から気づかされました

好きではないことは覚えていない という事です。

息子は運動よりも絵を描いたり、図鑑を見たり、自然の中で遊ぶのが好きなタイプでした。

この事があってから、息子の好きを極めようと博物館に通ったり、好きに絵を描けるアトリエに行ったり、自然の中で家族で楽しめるキャンプに行く事にエネルギーを注ぐようにしたのです。

こうしてよかった!と思えたのは思春期になってからです。

中高生の多感な時期にも「絵を描くのが得意」そのことだけが自信となり思春期を乗り越えられたと言っても過言ではありません。

色々あった中学時代でしたが、思春期こそ『好き』『得意』と思えるものが『強み』になるのだと思春期を迎えて改めて実感しました。

幼少期の「好き」にエネルギーを注ぐ経験が、必ず思春期に役立つことが、我が子の子育てで実感しました。

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