感情が出たり、喧嘩をするのは悪い事??
真のコミュニケーションが出来る様になって感じる事。
それは、これまでだと「分かり合えない喧嘩」だと思っていた出来事も、実は「分かり合うための出来事」だったという事です。
今朝ある事で息子とコミュニケーションを取る出来事がありました。
その中の話で、5年前に遡り家族で行った場所が嫌で仕方がなかった。
しかも、人が言うから良い。だけで連れて行かれた事が物凄く嫌だったとの事。
以前も「あれは嫌やったわ~」と思い出す度言っていたので、嫌だった事は知ってはいましたが、
息子との話の中で何故家族で行ったのか、の経緯や何故行きたかったのかの理由などを真のコミュニケーションで心を言葉にして伝えた事でようやくお互いの心を分かり合う事が出来ました。
昔の私と息子なら、
「もういいわ!」「だから話すのが嫌やねん!」で険悪ムードで、わだかまりを残したまま年月が過ぎていっていたと思います。
「お母さんは4年前位から変わったって言ってたけど、どんな事が変わったと思うん?」と聴かれ、
「私は信じていたものが人が良いという他人の意見から、自分が良いと思うものに変わったんだと思うわ。
自分を信じられるようになったんだと思う。それは今日の話で改めて気づけたから、大切な事に気づかせてくれてありがとう~!」と伝えると、
「なるほど!なんか変わったと言っていた理由がようやく分かって納得できたわ!」と
息子の表情も和らぎ、お互いの当時のわだかまりが消えたのが分かりました。
そして晴れやかな気持ちになりました。
双方共に安心できる解決方法が真のコミュニケーションです。
- 相手に我慢させておけば良い
- 自分が黙って我慢すれば良い
- 波風立てずにいれるならこのままでいいか・・・
とそのままにしておかない事です。
そして私達夫婦の事も話出しました。
「今でこそ夫婦の仲が良いのは、コミュニケーションを取っているからだと思う。
昔はどっちかが、急に怒り出すからめっちゃ嫌やったもん!
特に車の中で喧嘩が始まったらこっちは逃げ場がないから最悪やったわ~(笑)」との事。
「そりゃあ楽しい移動のはずが、急に喧嘩し出したら嫌やんな~。今はコミュニケーションで解決できるから安心して~」と笑い話になりました。
子どもは夫婦の姿を本当に良く見ているし、よく覚えています(笑)
真のコミュニケーションを子どもに見せていく事の大切さも改めて実感しました。
そんなやり取りをしながら、息子は「やっぱり伝えないと分からないから、コミュニケーションって本当に大事やな」と言っていました。
生きていると人との関わり、親子の関わりの中で思い違いや勘違いが生まれる事は当然あります。
しかし、思い違いがあるのは当然で、思い違いがあっても真のコミュニケーションで双方ともに安心できる方法が分かっているのは、今後もずっと安心だな。と思った出来事でした。