デンマーク サマープログラム①息子との関係がほぐれた出来事

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サマープログラム①

デンマークはよく雨が降るそうで、まさに朝から雨が降っていてデンマークらしいお天気のスタート!

デンマーク人は傘をさす方は少ないそうで、「濡れても乾く!」という考えがデンマーク流との事。

捉え方次第で雨の日もハッピーになりますね。

コペンハーゲン大学に到着!

今回一番楽しみにしていたと言っても過言ではない「デンマークの親は子どもを褒めない」の著者のイーベン・ディシング・サンダールさんとの対談。

「折れない子ども」(レジリエンス)を育てる方法が記されてあります。

本はこちらから

幼児期にどう過ごすかで、学童期、思春期、青年期、大人になるにあたり重要であると感じていたので、幼稚園教諭時代は教え込む教育ではなく、自由遊びを大切にしている園で働いてきました。

子どもに正解や方法を教えるのではなく、自分で考える癖をつけることや、遊びを通してどう考えたか、どう挑戦したかなど結果よりプロセスを大切にしてきました。

自由遊びを通して子どもは失敗も、成功も自ら経験できる良さがあります。

自分で経験したことは教えられた事よりも一生涯の力となり宝になるからです。

幼児期の1人遊びばかりで心配と今までよく相談を受けてきましたが、一人遊びは失敗も成功も独り占めできるよい経験です。

夏休みの今、家でずっと同じことをしている、よく飽きないなという場面もたくさんあると思います。

その時こそ子どもは頭を動かし遊びを通して学んでいます。

「自由に遊ばせていいのだろうか?」「自由に遊ぶ時間があるなら文字でも教えようかな、何かできるようにさせようかな」「宿題がまだ終わっていないから焦る」と悩まれる方も多いと思います。

子どもにとって「遊び」を通して気づいたり、学んだりすることで折れない心を育てることに繋がりますので、大人が見ると一見「無駄に思えることこそ必要なこと!」

どんどんさせてみてくださいね!

無心に遊ぶことが、脳のリフレッシュにもなり、「すき!」をみつけることに繋がります

イーベンさんとの出会いは、私自身の保育観、子育て観の答え合わせができました。

息子とフィンランドで過ごした間に本を読み終えましたが、この本を通して、子育てを通して間違えてきたこともあったなと気づかされました。

息子もこの本を読んでいた事から、本を通して気づいた事をシェアしたり、親として間違えしてしまった事はフィンランドの旅で素直に謝ることができました。

息子の、「完璧な親はいないから」の言葉に救われました。

子育てを通して、親として育てられているのだなと改めて感じた瞬間でした。

左がイーベンさん、右が主催者であるhappiness catalystの陽子さん

真ん中が日本語通訳をしてくださったアナ。

イーベンさんの透明感のある心、揺るぎない強くしなやかな心を肌で感じることができました。

「デンマークの親は子どもを褒めない」は、デンマークでは当たり前のようにしていた子どもへの関わりを文字に落とし紐解き、本にされたそうです。

子どもを人として平等に関わる所が特に素晴らしいと感じていましたが、今回の対談でより深く理解ができたように感じました。

デンマークでは、決して権力で子どもを押さえつけることはありません。

一人一人違うという事を理解し、個人を見てアプローチしていきます。

個性を尊重しつつ、コミュニティに共生している事も大切にしているそうです。

親から丁寧に扱ってもらう事で、子どもは安心、自信、やる気が育まれます。

だからこそ、ママ自身が自分を丁寧に扱う事が大切。

自分に出来る事しか、人にはできないから。

初日のプログラムから素晴らしい経験をさせていただき心より感謝いたします!

イーベンさんより「play」という本もプレゼントしていただきました

グーグル翻訳で地道に訳して読んでいきたいです!

参加者の方と記念撮影~

デンマークは会話ではなく、対話を大切にしている国です。

対話の中で悩みをシェアすることで、一人で悩みを抱えずに悩みを早く解決しハッピーになろう!という考えが根底にあるそうです。素晴らしい考えですね!

デンマークのレポはまだまだ続きます~♪

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