フォルケホイスコーレに参加してきました
ずっと行ってみたいと思っていたフォルケホイスコーレに行ってきました!
デンマークに約70校あるそうで、特色も学校により異なっています。
校長先生であるガルバ先生
ホイスコーレで26年間先生をされているそうです。
フォルケホイスコーレとは??
- デンマークの教育システムの一つで国民、市民のための学校
- 自分の選択、意志でくる場所(デンマークは大学まで無料だが、フォルケホイスコーレは有料)
- 全寮制で、期間も短期から長期(最長1年)で選べ先生、学生が家族のように暮らしながら学んでいる
- 国籍も関係なく誰でも参加できる(18歳以上)
- 大学のように単位や学位、資格取得や、ビジネスの利益を上げるためや、スキルを得る所ではなく、人間としてのスキル、人生の生き方を学ぶ学校
以下がデンマークの2つの柱だそう。
- 民主主義が生まれる場所
ディベート、聴き方、話し合い方、対話の中で意見が違っても後でビールが飲める関係性を大切にしている
- 協力し合える考え
社会人として、活動的に、政治的に世界平和につなげ、平和を作る
世界的にも幸福度の高いデンマークと言われていますが、幸せはデンマークにあるのではなく、「自分の中に探す」という言葉が印象的でした。
朝の会がありました
日本から来た私たちを紹介して下さり、温かく迎えて下さいました
happinesscatalyst代表の陽子さんと、通訳のソーレンさん
校長先生であるガルバ先生や先生の話の中で印象に残ったこと
- 直接経験できるのが一番の勉強である
- 戦争をなくすために、お互いを知ることが大切
- どこでもできるのは変化を起こす事。小さな1歩を起こせた時にHappinessを感じられ、少しでも小さな事、できる事を行動する
- 物事を論理的に見て、多角的にみることが大切である
ランチタイム♪
食堂でビュッフェ方式
こちらでも、ヴィーガン用メニューがありました
気持ちのよい外でいただきました
午後からは、フォルケホイスコーレを見学
皆それぞれに好きな場所で、学びたい事をアクティブに参加するシステム。
この時どこの部屋も空っぽででした。
座学でみっちり学ぶというのではなく、主体的に生徒や先生と対話しながら学びを深める場なので、想像するだけで楽しそう!
こうしなければ!こうしなさい!ではなく、どうありたいか?
常に自分と向き合う環境にあることを感じました
皆、人と違って当然なので、良い悪いで判断するのではなく
ジャッジしないことがデンマークでは当たり前になっています。
ジャッジしないという事は他者理解、自分を知る事にもつながりますね。
外に出ると歌を歌っていました
サマープログラムの皆で、「世界一の教育を考えてみよう!」という内容でグループワークを通して、多角的に、論理的に考えることを実際に経験しました。
グループごとに話合い、発表していきます
色々話合いながら考える時間はとても楽しかったです!
「人間の頭こそ、最大の資源であり、考える事が大切である」と言っていましたが、まさに考えて協力し、行動することが大切ですね。
また知識だけではなく、行動してこそ。
失敗を恐れるのではなく、行動してみないと分からないことが沢山あります。
トライ&エラーの連続を通して成功体験を積んでいく事は子育ても同じことだなと感じました。
ガルバ先生、tatjana先生、ホイスコーレ滞在中のゆかさんありがとうございました!
「幸せはデンマークにあるのではなく自分の中にある」
捉え方次第で、幸せにも不幸にもなるという事をフォルケホイスコーレでも感じました
貴重な体験をさせていただきありがとうございました